さあ夏がやってまいりました!

朝の海

沖縄です。今回も似たようなプランです。飛行機はSkymark。

ウェット3mm、モリ、ウェイト4kgを突っ込んだスーツケースは22kgと規定の20kgをオーバーしています。1000円追加でございます。

満潮からエントリー

はてさて、まずは朝、満潮付近からエントリーです。

準備中

水温は29度、ウェット3mm ウェイト4kgです。

満潮の状態では水位が高いのと、魚の活性が高めでよれません。

ただ、泳ぎ釣りはまあまあいけます。ハタ系のお魚を見つけて眼の前に落とす作戦です。

水中の様子

とりあえず泳ぎ釣りで カンモンハタともう一匹ゲットしたので、モリに持ち替えてイラブチャーを狙います。

獲れた魚

深いところに結構大きなイラブチャーがいますが、寄れません。

3mくらいの浅いところで一気によって一匹ゲット。

スピアフィッシングの様子

水温29度は結構暑くて水の中にいても暑いです。

お昼休憩と干潮エントリー

一旦お昼ごはんにカフェに行って、再度エントリーです。今度はおよそ干潮。

カフェでの休憩

干潮はいいですね。浅くなるのとお魚が結構のんびりしています。

干潮時の海

ガンガンとれます。最後にトガリエビスをゲットして終了。たくさん捕まえました。

豊漁の成果

トガリエビス

料理と味比べ

コイツラを適当にさばいて、揚げる、焼くをします。

魚をさばく

調理中

完成した料理

味の感想

トガリエビスはググると結構うまいよって書いてあるんですが、いまいち美味しくないような・・・・

そしてイラブチャーはおいしくありません。なんか食感が良くないような。冬じゃないとだめなやつかもしれません。

食事風景

最後の一枚

とにかくもたくさん採れて面白いですね。

次回はもう少し魚種を研究して、美味しい魚を狙い撃ちしてみたいと思います!

付録:トガリエビスについて

記事中で捕獲したトガリエビスについて、詳しい情報をまとめました。

基本情報

  • 学名: Sargocentron spiniferum
  • 分類: キンメダイ目イットウダイ科
  • 体長: 通常45cm程度、最大50cm超
  • 特徴: 日本産のイットウダイ類では最大種

地理的分布・生息地

  • 分布域: インド洋・西太平洋・ハワイ諸島の熱帯海域
  • 日本: 紀伊半島以南、琉球列島、小笠原諸島
  • 生息環境: 浅海の岩礁・サンゴ礁(水深100-120m程度まで)
  • 習性: 夜行性、昼間は洞窟などに隠れ、夜間に活動

食性・生態

  • 食性: 肉食性、小魚・甲殻類・ゴカイなどを捕食
  • 繁殖: 卵生、満月の日に繁殖行動
  • 注意: 前鰓蓋に毒のある長く鋭い棘を持つ

市場価値・食味

  • 市場価値: 沖縄県では「アカユー」の中でも区別され、高級魚として単独競り
  • 価格: 半身で2,300円程度の高値
  • 食味:
  • 白身で透明感があり、加熱すると締まった食感
  • キンメダイに似た粘りのある白身、上品な味
  • 皮とその間のゼラチン質が特に美味
  • 調理法: 刺身、塩焼き、煮付け、マース煮、蒸し物、汁物など

地方名・呼び方

  • 沖縄共通: アカユー(赤魚)、アカイユ
  • 石垣島・八重山: ハマサキノオクサン(浜崎の奥さん)※
  • 石垣市: マシラーアカユー(猿赤魚)
  • 宮古島・伊良部島: ハスナガ
  • 奄美大島: マシン

※「ハマサキノオクサン」は、かつて浜崎商会の奥さんが毎日この魚を市場に買いに来ていたことに由来する興味深い名前です。

筆者の感想について

記事中では「いまいち美味しくない」との感想でしたが、これは調理法や個体差、季節等による可能性があります。一般的には沖縄の高級魚として珍重されており、適切な調理により美味しく味わえる魚として評価されています。