今年の長良川花火大会は、思い切って発想を転換してみました。いつもの河川敷からの観覧ではなく、山の上の眺望ポイントから超望遠レンズで花火を狙ってみることにしたのです。
撮影ポイント選び¶
超望遠レンズでの花火撮影となると、やはり高度と距離が重要になります。長良川の花火がしっかりと見える山を探して、いくつかの候補地を検討した結果、今回のポイントに決めました。
登山道は整備されており、機材を持参しての移動もそれほど困難ではありませんでした。
黄昏時の岐阜市街¶
花火大会が始まる前の黄昏時、山の上からは岐阜市街地の素晴らしい眺望が広がっていました。
長良川が蛇行しながら市街地を縫って流れる様子が一望できます。このロケーションなら、花火と市街地の夜景を一緒に収められそうです。
カメラマンとの出会い¶
到着してみると、このポイントは比較的人気のある撮影地らしく、約10人ほどのカメラマンの方々と遭遇しました。皆さん超望遠レンズや三脚をしっかりと準備されており、花火撮影への本気度が伝わってきます。
山の上から捉えた長良川花火¶
そして、いよいよ花火大会が始まりました。山の上からの超望遠撮影は初めての挑戦でしたが、期待以上の結果を得ることができました。
撮影結果と感想¶
山の上からの超望遠撮影は大成功でした。花火と岐阜市街地の夜景が一体となった構図は、河川敷からでは絶対に撮ることのできない特別なものでした。
特に印象的だったのは:
- 花火の規模感: 市街地全体を照らす花火の迫力
- 奥行きのある構図: 手前の住宅街から奥の山々まで続く美しい景色
- 色彩の対比: 花火の鮮やかな色と街の暖かい光のコントラスト
撮影した写真は自分でもなかなか気に入っており、この新しいアプローチは成功だったと感じています。
次回への期待¶
今回の経験を通して、別の撮影ポイントも探してみたいという気持ちが強くなりました。岐阜周辺には他にも花火が見える山がいくつかありそうですし、それぞれ違った角度からの花火が楽しめるはずです。
来年の長良川花火大会も、また新しい視点から挑戦してみたいと思います。同じようにカメラを持って山の上を目指すカメラマンの皆さんとの出会いも、この撮影スタイルの魅力の一つですね。
撮影データ - 撮影日: 2024年8月10日 - 撮影場所: 岐阜市周辺の山間部 - 機材: 超望遠レンズ使用 - 天候: 晴れ(良好な撮影条件)