Sony FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSを買いました。
本来の購入目的は戦闘機の撮影なのですが、ネイチャー方面でも使えるだろうということで、まずは東山動物園でテスト撮影をしてきました。

本当はアフリカに行きたいところですが、とりあえず東山動物園のアフリカゾーンで我慢です。

ジャガー

ジャガーの横顔。ロゼット模様が一つひとつ鮮明に写っている

最初に向かったのはジャガー舎です。
低い姿勢で身を伏せていて、こちらを鋭い目で見据えています。ロゼット模様の一つひとつ、ヒゲの一本一本まで鮮明に写っていて、第一印象として「これはなかなか写るレンズだな」と感じました。

コビトカバ

コビトカバが目を閉じて昼寝をしている

コビトカバは完全にお昼寝中でした。
艶やかな黒い肌の質感、鼻先の水滴まで克明に描写されています。光沢のある皮膚のトーン再現がきれいで、このレンズとα1IIの組み合わせは肌質の表現が得意なようです。

コモドドラゴン

コモドドラゴンが二股の舌を出しながら歩いている

コモドドラゴンが舌を出した瞬間を捉えました。
ウロコの一枚一枚が精緻に解像していて、背景がきれいにボケて被写体が浮き上がっています。600mm側の圧縮効果とボケ味がよく分かるカットです。爬虫類のテクスチャは解像力テストにもってこいですね。

ダルマワシ

ダルマワシの正面ポートレート。赤い顔と白いクチバシが印象的

ダルマワシの正面顔です。赤みがかった顔と白いクチバシのコントラストが印象的でした。
背景が均一にボケて、まるでスタジオ撮影のような仕上がりです。超望遠レンズだとこういう切り取り方ができるのが楽しいです。

ワオキツネザル

ワオキツネザルがこちらを見つめている。琥珀色の瞳が印象的

ワオキツネザルがまっすぐこちらを見つめていました。
琥珀色の瞳が美しく、前ボケと後ボケに挟まれて被写体が立体的に浮かび上がっています。600mmの浅い被写界深度が生む独特の空気感がよく出た一枚です。

チンパンジー

子供を背中に乗せた母チンパンジーがロープを掴んで移動している

母チンパンジーが子供を背中に乗せてロープを移動していました。動きのあるシーンですが、α1IIのAFがしっかり追従してくれています。
毛の流れや指先のディテールまで解像していて、高速AFと描写力の両立ができているのは心強いです。

チンパンジーが高台で何かを食べている

こちらは高台に座って食事中のチンパンジーです。
背景の緑が柔らかくボケて被写体が際立っています。表情の読み取れる距離感で撮れるのが望遠レンズの良いところです。

インドサイ

インドサイの上半身。鎧のような皮膚のディテールが圧巻

インドサイの迫力ある上半身です。
鎧のような分厚い皮膚のシワや泥の質感が凄まじい解像感で描写されています。水しぶきが飛び散る瞬間で、皮膚表面の水滴一粒まで見えるほどのシャープネスでした。このレンズ、テクスチャの再現力がかなり高いです。

ライオン

オスライオンが岩の上で口を開けて吠えている

最後はライオンです。
岩の上で口を開けて吠えるような表情を見せてくれました。たてがみが風になびいて、動物園にいながらサバンナを思わせる力強いカットが撮れました。

オスライオンの全身像。岩場に堂々と立っている

堂々と立つ全身像です。たてがみが豊かに広がり、百獣の王の風格があります。
望遠端で撮影していますが、クリアで抜けの良い描写です。このレンズ、テレ端でも画質の低下がほとんど感じられません。

オスライオンの顔のアップ。たてがみと琥珀色の瞳が印象的

最後にライオンのポートレートです。
たてがみの毛一本一本、琥珀色の瞳の輝き、鼻筋の毛穴まで解像しています。今回のテスト撮影で一番の出来でした。α1IIの5000万画素センサーとの相性も良さそうです。

まとめ

約2時間半、東山動物園を回ってSony 200-600mmのテスト撮影をしてきました。他の人のレビューはまだ見ていませんが、個人的にはかなり良く写るレンズだと感じています。

良かった点:
- テクスチャの再現力が高い(毛並み、ウロコ、皮膚の質感)
- テレ端600mmでも画質低下がほとんどない
- 背景ボケがきれいで被写体が浮き上がる
- α1IIのAFとの相性が良く、動きのあるシーンも追従できる

次はいよいよ本来の目的である戦闘機の撮影に持ち出す予定です。
アフリカも行きたいですが、まずは航空祭からですね。