nameless に誘われて、大垣祭に行きます。だいたい終わりの時刻です。
急いで大垣八幡神社のほうへ向かうと、道の先に提灯の光がぼんやりと浮かんでいます。
山の上に、着物を着た子どもが3人、行儀よく並んでいます。提灯の光が柔らかく、子どもたちの顔をほんのり照らしています。
法被を着た男性たちが山を引いていきます。街の細い道を、山がゆっくりと通り抜けていきます。
別の山が角を曲がってきます。赤白の縦縞模様の提灯がずらりと並んでいて、遠くからでも目立ちます。奥にはさらにもう一台の山の光がにじんでいます。
近くで見ると、山の上の子どもたちはみんな真剣な顔をしています。紫の着物の子が提灯の明かりを浴びて、静かに前を向いています。ちゃんと役を担っているのだなあ、と思うと、見ているこちらまで姿勢を正したくなります。
「玉井乩」と書かれた山の上部を見上げると、提灯が重なり合うようにびっしりと並んでいます。
大垣祭、結構な人出でした。中高生が友達同士で来ているのをあちこちで見かけて、なんとなく楽しい気持ちになりました。自分が中学生のころ、地元のお祭りをああやって歩いていたことを思い出しました。屋台で何か食べて、特に何があるわけでもないのに、なぜか楽しい夜。ふとそういう記憶が蘇ってきます。
大垣八幡神社の前では山を回してパフォーマンスです。(なにか名前があるのかな)周囲の人たちが一斉にスマホを向けます。短い時間でしたが、十分すぎるくらい見られた夜でした。