チェンマイらしい朝の風景

チェンマイの朝は電線から始まります。

チェンマイの電線

東南アジアらしい、電柱から四方八方に伸びる電線の束。
タイ語の看板と青い空、左手には寺院の装飾が見えます。
こういう雑多な感じがチェンマイの街の味わいです。

ホテル移動

今日はホテルを移動しました。

新しいホテル

ヤシの木に囲まれた綺麗なホテルです。
バイクが停まっているのがタイらしいですね。

トゥクトゥクで旧市街へ

移動はトゥクトゥクを使いました。

オレンジのトゥクトゥク

オレンジ色の車体に水色の屋根、TAXIの表示が付いたトゥクトゥク。
チェンマイの定番の移動手段です。
風を感じながら街を走るのは気持ちいいですね。

チェンマイの通り

チェンマイの大通り。赤いソンテウ(乗り合いタクシー)やバイクが行き交います。
看板がずらりと並ぶ賑やかな雰囲気です。

チェンマイ旧市街の通り

旧市街に入ると、古い建物が並ぶ静かな通りに。
ここでもやはり電線がすごいですね。

レンタサイクルで散策

移動にはレンタル自転車も使いました。

レンタル自転車

緑色のシェアサイクルがスタンドに並んでいます。
旧市街は道も平坦なので自転車で回るのに向いています。

旧市街の寺院巡り

チェンマイ旧市街で最も格式高い寺院の一つ、ワット・プラシンへ。

ワット・プラシンの参道

参道の両側にはカラフルなランタンが吊り下げられていて、ロイクラトン祭りの装飾でしょうか。
ヤシの木の間を抜けると、美しい本堂が見えてきます。

ワット・プラシンの本堂

金と赤の精緻な装飾が施された本堂。
タイ国旗と黄色い仏旗がはためいています。
観光客も多く訪れる人気のスポットです。

黄金の仏塔

境内の黄金の仏塔(チェディ)が青空に映えています。
ランナー王朝時代の建築様式が残る貴重な建物です。

並ぶ鐘

仏陀の浮き彫りが施された真鍮の鐘が一列に並んでいます。
参拝者が順番に鳴らしていきます。

黄金の象

仏塔の壁から突き出すように作られた黄金の象の像。
タイでは象は神聖な動物とされています。
こういう装飾が面白いですね。

別の寺院の鐘

こちらは別の寺院の鐘。漢字が刻まれているのは中国系の影響でしょうか。
背景には金色の仏塔が見えます。

昼ごはんはローカル食堂で

お昼は旧市街の通りにある食堂に入りました。

チェンマイの旧市街通り

ホステルやカフェが並ぶローカルな通り。
電線がすごいのはもうお馴染みの光景です。

ローカル食堂

地元の人が集まるアジアンな食堂。
厨房が丸見えで、鍋やフライパンが所狭しと並んでいます。

カオムーガパオ

注文したのはカオムーガパオ(豚肉のバジル炒めご飯)。
カリカリの豚肉とバジル、唐辛子が白いご飯の上に乗っています。
シンプルだけど美味しい一皿でした。

街角の屋台

食後にぶらぶら歩いていると、こういうローカルな屋台も見かけます。
ブルーシートの屋根、年季の入った調理器具。これぞタイの風景です。

デザートタイム

歩き疲れたのでデザートを食べに行きました。

タイデザートのお店

白を基調としたおしゃれなタイデザートのカフェ。
「Thai Desserts」と書かれたガラス窓が目印です。

タイティーとアイス

タイティーとアイスを注文。
タイティーはめちゃくちゃ甘いのですが、これがかなり気に入りました。
アイスは何か液体に浸かっているような変わった見た目でしたが、美味しかったです。

トゥクトゥクでホテルへ

一度ホテルに戻ります。

黒いトゥクトゥク

今度は黒と金のクラシックなトゥクトゥク。「TIGER KINGDOM」のステッカーが貼ってあります。
運転手さんと料金交渉中。

赤いソンテウ

木陰に停まる赤いソンテウ(乗り合いトラック)。
チェンマイの街中を走るもう一つの足です。

ロイクラトン祭りの山車

夕方、また街に出ると祭りの山車が停まっていました。

祭りの山車

「THE PRIDE THAILAND」と書かれた華やかな山車。
白い孔雀の像を中心に、蓮の花やクラトンのモチーフが飾られています。
ロイクラトン祭りの装飾ですね。

ナワラット橋周辺の屋台

夕方、ピン川沿いのナワラット橋周辺に行きました。
ここはもうお祭り状態です。

屋台が並ぶ

川沿いに屋台がずらりと並んでいます。
黄色いランタンが夕暮れの空に映えます。

クラトン売り

カラフルなクラトン(灯篭)を売る女性。
バナナの茎を土台に、色とりどりの造花で飾り付けられています。
これを川に流して祈りを捧げるのがロイクラトン祭りです。

屋台のお菓子

揚げ菓子を売る屋台。
「เนยกรอบ(ネイグロップ = クリスピーバター)」と書いてあります。
串焼きやドリンクの屋台も並んでいます。

ピン川の夜景と花火

川沿いのレストランエリアは幻想的な雰囲気に包まれていました。

ピン川の夜景

川沿いのレストランにはランタンが無数に灯り、川面に光が反射しています。
「CHEF'S TOGETHER」という看板のレストランも見えます。

ライトアップされた橋

ナワラット橋がカラフルにライトアップされています。
タイティーを飲みながら、しばらく夜景を眺めていました。

花火

川岸では花火を上げる人たちも。
ロイクラトン祭りの夜、ピン川沿いはお祭りムード一色です。

夜のパレード

橋の近くではパレードも行われていました。

パレード会場の人混み

風船を売る屋台と大勢の人混み。
ドラえもんやキャラクターの風船が夜空に浮かんでいます。

パレードの山車

タイの伝統衣装を着た女性たちがパレードの山車に乗っています。
白鳥のオブジェと金色の装飾、背後には仏像も見えます。
とても華やかな光景でした。

夕ごはんはナイトマーケットで

夜ごはんはホテル前のナイトマーケットへ。

ナイトマーケット

屋台が両側に並ぶナイトマーケットの通路。
フルーツや料理、デザートなど様々な店が軒を連ねています。
地元の若い人たちも多く、活気があります。

ここで「ヤムクン」を食べました。
エビのサラダで、めちゃくちゃ辛いんですがこれが美味しかったです。

まとめ

チェンマイ旧市街を1日かけて観光しました。

トゥクトゥクやソンテウ、レンタサイクルを使い分けながら、寺院巡りからローカル食堂、カフェ、そして夜はロイクラトン祭りの屋台と花火、パレードまで。
チェンマイの魅力を凝縮したような1日になりました。

特に印象に残ったのは:
- ワット・プラシンの黄金の仏塔と象の像
- タイティーの甘さ(癖になる)
- ピン川沿いのランタンと夜景
- 花火を見ながらのんびりした時間

旧市街は歩いて回れるサイズなので、自転車やトゥクトゥクを使えば効率よく観光できます。
ロイクラトンの時期は街全体がお祭りムードで、特におすすめです。