バイクをレンタル¶
今日もチェンマイ観光です。
ホテルのフロントで「バイク借りれますか?」と聞いたら、業者さんを紹介してくれてホテルまで持ってきてもらえました。
手前の黒いヤマハのスクーター。
これで自由にチェンマイを走り回れます。
ワット・ドイステープへ¶
まずは山の上にある有名な寺院、ワット・ドイステープを目指します。
チェンマイの街から西に約15km、標高1,080mのステープ山の頂上にある寺院です。
ステープ山を登る山道。バイクで風を切って走ります。
緑に囲まれた気持ちのいい道です。
駐車場に到着。
バイクや車がたくさん停まっています。観光客も多いですね。
ワット・ドイステープ参拝¶
境内に入ると、黄金に輝く仏塔(チェディ)が青空に映えています。
14世紀に建立されたランナー王朝の至宝。眩しいほどの金色です。
仏塔の装飾をアップで。
金箔に覆われた表面に細かな仏像のレリーフが施されています。
仏塔の周りを時計回りに3周して参拝。
多くの人が熱心にお祈りを捧げています。
境内には多くの仏像が並び、ロイクラトン祭りのランタン装飾も残っています。
木陰で仏像を眺める参拝者。
落ち着いた雰囲気の境内です。
壁には仏陀の生涯を描いた美しいレリーフが飾られています。
本堂には極彩色の壁画。
仏教の物語が細かく描かれています。
境内には精巧な象の像も。
背中に装飾を載せています。象はタイでは神聖な動物として崇められています。
展望台からチェンマイを一望¶
ワット・ドイステープの醍醐味は、この展望台からの眺めです。
標高1,080mから見下ろすチェンマイの街。
旧市街から空港の滑走路まで見渡せます。
霞がかかっていますが、街の広がりがよく分かります。
展望台の柱には精緻な木彫りの装飾。
象に乗った人物や森の風景が彫り込まれています。
参道のマーケット¶
寺院の参道にはお土産物屋が並んでいます。
仏像のミニチュアやアクセサリー、数珠などが所狭しと並んでいます。
観光客がたくさん見て回っています。
カオソイで昼食¶
山を下りて昼食へ。
ローカルな食堂でメニューを物色。
写真付きのメニューが分かりやすいです。
またもやカオソイを注文。
チェンマイに来たら毎日でも食べたくなります。
ココナッツカレースープに揚げ麺とゆで麺、豚肉がのった一杯。
器も可愛らしい青い陶器です。
食後はもちろんタイティー。
完全にハマっています。甘いけど美味しい。
背景に青いバイクが見えます。
ウィアン・クム・カム遺跡群へ¶
午後はチェンマイの南にある遺跡群を巡ります。
ウィアン・クム・カム(Wiang Kum Kam)は13世紀に建設されたランナー王朝の最初の都城跡で、洪水で埋もれていたものが発掘されました。
水に浸かったレンガ造りの遺跡。
かつての仏塔の基壇部分が残っています。
今でも雨季には水没することがあるようです。
遺跡の脇を普通に道路が通っています。
カラフルなランタンが飾られているのはロイクラトン祭りの名残でしょう。
生活の中に遺跡がカジュアルに存在している感じが面白いです。
円形の基壇が残る遺跡。
仏塔の土台だったと思われます。
住宅街の中にぽつんとあります。
レンガが崩れかけた仏塔の遺跡。
ヤシの木に囲まれて、まるでジャングルの中の遺跡のようです。
横から見るとピラミッドのような形。
ゼルダの伝説に出てきそうな雰囲気です。
崩れかけた仏塔が残るワット・エ・カン。
上部が崩落して半分になっていますが、それがまた独特の風情を醸し出しています。
首のなくなった象の像。
祠の中に横たわっていて、時の流れを感じさせます。
背景には別の仏塔の遺跡も見えます。
ワット・チェディ・リアム¶
遺跡群の近くにある現役の寺院、ワット・チェディ・リアムへ。
四角錐の特徴的な仏塔が印象的な寺院。
隣にはオレンジ色の屋根の本堂が建っています。
これは現在も使われている寺院で、地元の人がお参りに来ていました。
旧市街の市場へ¶
バイクで旧市街に戻ってきました。
市場は大好きなので、ぶらぶら見て回ります。
バイクがずらりと並ぶ市場への通り。
タイ語の看板が並ぶローカルな雰囲気です。
市場の中。乾物やお菓子、調味料などが山積みになっています。
地元の人で賑わっています。
2階から見下ろした市場の全景。
ピンクや緑のパラソルが点在し、たくさんの店舗がひしめき合っています。
タイ語の看板が並ぶ活気のある光景です。
市場の外の通り。
お土産物屋やカフェが並んでいます。
市場で見つけた小さなバナナの房。
タイのバナナは小ぶりで甘みが強いです。
まとめ¶
バイクを借りてチェンマイを1日巡りました。
午前中は山の上のワット・ドイステープで黄金の仏塔を参拝し、展望台からチェンマイの街を一望。
午後は街の南にあるウィアン・クム・カム遺跡群をバイクで巡りました。
遺跡が住宅街の中にカジュアルに点在している光景は、まるでゼルダの伝説の世界のよう。
崩れかけた仏塔や首のない象の像など、時の流れを感じさせる遺跡たちが印象的でした。
バイクがあると自分のペースで回れるのがいいですね。
ホテルで紹介してもらえば簡単に借りられるので、チェンマイ観光にはおすすめの移動手段です。