いつもの海に釣りに出かけました。初夏の季節でキジハタが接岸している時期。水温は結構高くて快適な釣り日和です。
キジハタとの出会い¶
今日のメインターゲットはキジハタ。初夏の時期は接岸してくるので、絶好の釣り時です。透明度の高い海で、美しい茶色に白い斑点模様のキジハタがヒットしました。
キジハタは何匹か見かけましたが、捕まえることができたのはこの子だけでした。大きさもちょうど良く、美しい個体です。
イシダイもゲット¶
キジハタに続いて、縞模様が美しいイシダイもヒット。こちらも良型で、引きも楽しませてくれました。
イシダイを追加して小物も¶
その後、イシダイを追加で釣り上げました。小さな魚もちょこちょこと釣れて、楽しい時間を過ごせました。
今日の釣果¶
最終的にはこんな感じの釣果になりました。キジハタ、イシダイ、その他小物数匹という満足のいく結果です。
初夏の海釣りは水温も快適で、魚の活性も高く、本当に気持ちの良い釣行となりました。大変良い海でした。キジハタの接岸時期はまだ続きそうなので、また近いうちに挑戦したいと思います。
付録:キジハタ(雉羽太)- 魚類図鑑¶
分類・学術名¶
- 学術名: Epinephelus akaara (Temminck and Schlegel, 1842)
- 分類: スズキ目スズキ亜目ハタ科マハタ属
- 別名: アコウ(関西・瀬戸内海)、アカミズ(山陰)、アカアラ(九州)、アズキマス(愛知)
形態的特徴¶
体長は最大60cm以上に達する。体色は赤褐色から茶褐色で、全身にオレンジ色の小さな斑点が散在。背部には黒っぽい斑紋がある
生息地域・分布¶
青森県以南から九州まで、朝鮮半島南部、中国、台湾に広く分布。水深の浅い沿岸の岩礁域や砂底の混じった場所を好む。日本海側や瀬戸内海でもよく見られる。
生態・習性¶
- 性転換: 雌性先熟で、幼魚時は雌、成長すると雄に性転換(約40cmで転換)
- 生活パターン: 夜行性。日中は洞窟や岩陰に身を隠し、早朝・夕方にエサを求めて活動
- 食性: 小魚、甲殻類、多毛類などを捕食
繁殖・接岸時期¶
- 産卵期: 7〜8月(初夏)
- 接岸時期: 6〜7月の産卵期前後と9〜10月の産卵後回復期に浅場に接岸
- 釣り最適期: 初夏(6〜7月)と初秋(9〜10月)、8月は水温上昇により活性が下がる
名前の由来¶
田中茂穂による東京での呼び名。赤褐色の体にオレンジ色の斑点と背中の黒い斑紋が雉(キジ)の羽模様に似ていることから「キジハタ(雉羽太)」と命名された。また、緑色の目もキジ色の特徴を表している。