DJI Mini 5 Proを購入しました

DJI Mini 5 Proを購入しました。このドローンは249g以下という軽量設計でありながら、1インチセンサーを搭載している点が非常に印象的です。実際に手に取ってみると、その軽さに驚かされます。

DJI Mini 5 Proのホバリング飛行

機体デザインはグレーカラーで落ち着いた印象です。NDフィルターも買いました。安定したホバリング性能です。

カメラ性能の詳細

3軸ジンバルカメラシステム

注目の1インチCMOSセンサーは、Air 3Sと同じスペックのものが搭載されています。24mm単焦点レンズ(f/1.8)を採用しており、広角での撮影に適しています。デジタルズーム機能により超解像ズームも可能で、3倍のデジタルズームでも実用的な画質を維持できます。

主な撮影性能: - 50メガピクセル静止画 - 4K/60fps HDR動画(14ストップのダイナミックレンジ) - 4K/120fps スローモーション撮影 - 10ビット D-Log M形式での記録

DJI主要ドローンとのスペック比較

私が注目したのは、Mini 5 Pro、Air 3S、Mavic 4 Proの3機種の違いです。実際に検討した際の比較表をまとめました。

スペック項目 DJI Mini 5 Pro DJI Air 3S DJI Mavic 4 Pro
重量 249g以下 724g 1,063g
センサー 1インチ CMOS デュアル:1インチ+1/1.3インチ 4/3型 Hasselblad
画素数 50MP 50MP+48MP 100MP
レンズ 24mm f/1.8 24mm+70mm 28mm+70mm+168mm
動画性能 4K/120fps 4K/60fps、1080p/240fps 6K/60fps
飛行時間 36分(標準)/ 52分(拡張) 45分 51分
伝送距離 20km(O4+) 10km(O4) 30km(O4+)
価格(税込) 約106,700円〜 約150,480円〜 約259,800円〜
障害物検知 360度(LiDAR+視覚) LiDAR前方検知 全方位センサー

実際の使用感

Mavic 4 Proと比較すると、確かに画質面では差があります。特にダイナミックレンジの広さという点では、4/3型センサーを搭載したMavic 4 Proには及びません。ただし、Mini 5 Proの画質も日常的な撮影には十分なレベルだと思います。

むしろ最大の魅力は、その携帯性にあります。249gという重量は、バッグに入れても負担にならず、気軽に持ち出せます。登山やアウトドアアクティビティで使用する際、この軽さは大きなアドバンテージになると実感しています。

まとめ

DJI Mini 5 Proは、1インチセンサーを搭載しながら249g以下という軽量化を実現した、バランスの良いドローンです。Mavic 4 Proのような最高画質は求められませんが、Air 3Sに近い撮影性能を、より軽量・コンパクトなボディで実現している点が評価できます。

特に以下のような方におすすめです: - ドローン規制を気にせず飛ばしたい方(249g以下のため多くの国で規制対象外) - 登山やアウトドアで携帯性を重視する方 - 1インチセンサーの画質で満足できる方 - 初めてのドローンとして高性能機を求める方

価格面でも、Mavic 4 Pro(約26万円)に対してMini 5 Pro(約11万円)と半額以下で購入できるため、コストパフォーマンスの観点からも魅力的な選択肢だと思います。今後、実際の撮影で使用していく中で、さらに詳しいレビューを追加していく予定です。