春の富山といえばホタルイカの身投げです。
前日にどこかの海岸でホタルイカが上がっていたという情報をキャッチして、これは行くしかないと富山へ向かいました。

まずは明るいうちに偵察

明るいうちに偵察に訪れた富山の漁港。漁船が何隻も係留されている

午後のうちに漁港や海岸を回って、夜のポイントを下見しておきます。
漁港には漁船がずらりと並んでいます。だけどホタルイカの気配は全くありません。前日には上がっていたらしいのですが。

富山湾沿いの海岸公園。奥には富山湾が広がるが、この日は雲が多く立山連峰は見えない

海岸にも来てみました。
この日は雲が多くて立山連峰が見えていませんが、晴れればとんでもない山並みが現れるはずです。

ドローンから撮影した富山湾沿岸の全景。防波堤や砂浜、海岸沿いの街並みが一望できる

ドローンで上空から地形も確認しておきます。
防波堤や砂浜の位置関係がよくわかるので、夜にどこから入るか作戦を立てやすくなります。

夕方の漁港の岸壁。夕日が傾き始め、海面がオレンジ色に光っている

夕方まで粘って偵察を続けました。
海面がオレンジ色に染まってきれいですが、夜まではまだ時間があります。それまでは富山観光です。

深夜、ホタルイカすくいに挑む

深夜0時過ぎの漁港。街灯の明かりの下、ホタルイカを狙う人の姿も見える

さて、0時を過ぎてまずは漁港から攻めてみます。
同じくホタルイカ狙いの人がちらほらいますが、全然いません。漁港は不発でした。

深夜の砂浜にライトを手にした大勢の人々が波打ち際に集まっている

移動して海岸へ。
人はたくさんいます。テトラポッドの向こうにもライトの光が点々と見えていて、みんなホタルイカの身投げを待っています。

ウェーダーを着てライトを持ち波打ち際に入る人々。海面にライトの光が反射している

私もウェーダーを着て海に入ります。
しかし波が高くて危険です。何箇所か回るうちに、海の中のくぼみにはまってウェーダーが浸水してしまいました。
結果は0匹。周りの人がたまに捕まえているのを見せてもらって、ホタルイカの存在だけは確認できました。
まあ、こういうこともあります。

翌日は富山観光

新湊の内川。木造の橋が運河に架かり、両岸に古い民家や漁船が並ぶ情緒ある風景

翌日は気を取り直して富山観光です。
まずは新湊の内川へ。ちょっと前に自転車の旅でも訪れた場所ですが、何度来てもいい雰囲気です。
穏やかな水面が建物を映して、静かな時間が流れていました。

立山連峰が見えてきた

ドローンから撮影した富山の街並みと、背後に雪を冠した立山連峰

この日はだんだんと雲が薄くなってきて、ついに立山連峰が姿を現しました。
ドローンで上空から撮ると、街並みの背後に雪を冠した3000m級の山々が連なっています。
実際に目で見ると、とんでもない迫力です。

ドローンで富山湾の海岸線と立山連峰を一望した空撮。海・街・山が一枚に収まっている

海と街と山が同時に見える富山ならではの景色です。
これはドローンを飛ばした甲斐がありました。

港の上空を飛ぶトビ。青空を背景に翼を広げた力強い飛翔の瞬間

港にはトビがたくさんいました。
最近猛禽撮影に盛り上がっているので、ついでに一枚。翼を広げた姿がかっこいいです。

富山の道路から見えた立山連峰。日常的な街並みの中にそびえる雪山

車で移動していても、ふと横を見ると立山連峰が見えます。
送電鉄塔やバリケードの向こうに3000m級の山がそびえている風景は、富山に来るたびに驚かされます。

ホタルイカミュージアム

ホタルイカミュージアムで展示されているホタルイカ。透明なパックに新鮮なホタルイカが並んでいる

最後にホタルイカミュージアムへ。
自分ではすくえなかったので、せめてここでホタルイカの実物を見ておきます。

ホタルイカミュージアムの触れる展示。水色の容器に生きたホタルイカが入っている

触ってよい展示があって、生きたホタルイカに触れました。
光る様子も見られて、これはこれで満足です。すくえなかった分をここで取り返した気持ちになります。

帰路の富山の街中から見た立山連峰。ロードサイド店舗の看板の奥に雪化粧の山々

帰りの道中、V・drugの看板越しに立山連峰。
こういう日常の風景と大迫力の山が共存しているのが富山のすごいところです。

まとめ

ホタルイカの身投げは0匹という結果に終わりましたが、まあ大体達成しました。
ウェーダー浸水は想定外でしたが、旅にはこういうこともあります。

翌日の富山観光では、立山連峰がだんだんと姿を現してくれて、ドローンでの空撮も期待以上の仕上がりでした。
ホタルイカミュージアムで実物に触れたのも良い体験でした。

次はもう少し条件の良い日に、リベンジしたいと思います。