はじめに¶
桜の季節になると、鳥と桜を一緒に撮っている写真をよく見かけるようになりました。
あれ、いいですよね。ピンクの花の中に小さな鳥がちょこんと止まっている構図。
最近、鳥の撮影をちょっとずつやり始めています。鳥自体は見かけることはあっても、ちゃんと撮ろうとしたことはあまりなくて、まだ全然慣れていません。
Geminiに「桜の名所で鳥が撮れる場所」を聞いてみたところ、川沿いが狙い目とのこと。
本命はメジロです。緑色の小さいやつ。ただ、どこにいるのかもまだよくわかっていません。
ひとまずロードバイクに跨がって、大垣の奥の細道むすびの地記念館へ向かうことにしました。
水門川沿いの桜¶
奥の細道むすびの地記念館に着くと、水門川沿いの桜がちょうど満開でした。
川の両岸から枝が伸びてアーチのようになっています。去年も夜桜を撮りに来ましたが、昼間はまた雰囲気が違います。
自転車を停めて、カメラを構えながら川沿いを歩きます。
鳥の気配を探すのですが、この時点ではまだ何もわかりません。桜がきれいだな、とだけ思っています。
近づいてみると、花びらの淡いピンクがなんとも言えません。
写真だとわかりにくいですが、背景もぜんぶ桜です。
赤い橋の奥に桜が広がって、川面には屋形船が浮かんでいます。
大垣の桜はこの水門川沿いが本当にきれいです。風情があるというか、絵になる場所が多い。
堰のあたりまで来ると、花見をしている人たちがちらほら。
Geminiによれば「川沿いに鳥が現れる」とのことでしたが、果たして。
ヒヨドリ発見¶
いました。
ただし、メジロではなくヒヨドリです。
桜の枝に止まって蜜を吸っているようでした。
灰褐色の体に頬の茶色い斑紋。まだ鳥の見分けに慣れていませんが、これがメジロでないことだけはわかります。緑じゃないので。
枝に止まっているシルエットを見ると、尾羽がすっと長くて、くちばしが鋭い。
目ではそこまで見えていなかったのですが、写真を拡大して気づきました。この顔、恐竜の末裔です。
鳥が恐竜から進化したという話は知識としては知っていましたが、ヒヨドリの横顔を見ると納得します。
こちらは桜に埋もれるようにして止まっている一枚。
花の中に隠れている感じがちょっとかわいいです。恐竜の末裔にしては。
大島堤のサイクリングロードへ¶
場所を変えて、大島堤のサイクリングロードに来ました。
自転車を草むらに寝かせて、タンポポの横に。こちらでもメジロを探しますが、まあ結果は予想できます。
ここの桜並木もなかなかのものでした。
桜のトンネルが奥まで続いていて、足元には菜の花の黄色。ピンクと黄色の組み合わせは春の定番ですが、実際に見ると良いです。
住宅街に出ても桜が途切れません。
道路にせり出すように大きな桜の木が広がっていて、この時期だけ特別な通りになっています。
堤防沿いの桜のトンネル。自転車で走ると最高に気持ちいい道です。
ヒヨドリの声もあちこちから聞こえてきます。
ここにもヒヨドリ¶
やっぱりいました、ヒヨドリ。
大島堤でもしっかり桜の枝に止まっています。こちらを見ている気がします。
ヒヨドリはどこにでもいます。
Geminiに「川沿いに鳥が現れる」と教わって来ましたが、川沿いに限らず、桜があればだいたいいるようです。
おわりに¶
結局、メジロには会えませんでした。
最近鳥の撮影を始めてみて思うのは、見つけるのが一番難しいということです。いることはいるはずなのに、目が追いつかない。
ただ、ヒヨドリはたくさん撮れました。
写真を見返すと、肉眼ではよく見えなかったヒヨドリの顔が思った以上に鋭くて、恐竜の末裔というのは大げさでもなんでもないと思えてきます。
次は本命のメジロを見つけたいところです。
緑色の小さいやつ。桜の花を突っつく姿を撮れたらいいなと思いますが、もう少し「鳥を見つける目」を鍛える必要がありそうです。