いつもの海へ

対岸の山並みとテトラポッド、水面に浮かぶ鳥の群れ

また、いつもの海に来ました。
今日も魚を突くつもりでした。

水温は23℃くらい。5mmのウェットを着て泳ぎました。だいぶ快適で、潜っていても寒さは感じません。
1時間ほどすると、さすがに少し冷えてきたかなという感じになりますが、それでも全然大丈夫です。

上がれば気温は28℃ほどあって、砂もあたたかい。体を横たえているとすぐに体温が戻ってきます。この時期の海は、入るも上がるもちょうどいいです。

対岸の山並みが霞んで、水面には鳥の群れが点々と浮かんでいます。穏やかな日でした。

サバでカサゴ釣り

モリを忘れてきました。
これでは魚突きができません。

仕方がないので、サバを餌にしてカサゴ釣りに切り替えます。

白い餌をくわえた水中のカサゴ

サバの切り身を岩陰に落とすと、カサゴがすぐに食いついてきます。
水中で餌をくわえた瞬間が見えるのが、この釣りの面白いところです。

黒い手袋に持ったキジハタとカサゴの釣果

釣れたのはカサゴだけではありません。上の白い斑点の魚はキジハタです。
カサゴ狙いのつもりが、思わぬ高級魚も顔を出してくれました。こういう外道は大歓迎です。

モリを忘れたのは失敗でしたが、これはこれで楽しい。突くのとはまた違う、待って食わせる楽しさがあります。

前にこの海でキジハタが接岸していた頃の記事も書いています。

敦賀の街でひと休み

海沿いの道路と標識、テトラポッド

海を上がって、敦賀の市内へ向かいます。
海沿いの道は、消波ブロックの向こうに穏やかな水面が光っています。走っているだけで気持ちのいい道でした。

インダストリアルな内装の飲食店内

入ったのは敦賀の駅前にあるラーメン屋さん。
コンクリートと黒い鉄骨を効かせた、ちょっと洒落た内装のお店です。
店名は忘れてしまいました。この日はどうも、忘れ物の日です。

ここで味噌ラーメンを食べました。

刻みネギとチャーシューが乗った味噌ラーメン

刻みネギがたっぷり、チャーシューともやしの乗った一杯です。濃いめの味噌スープが、潜って冷えた体にちょうどよく沁みました。

本町あたりの街並みと広場

外に出ると、気候がとてもよくて、街をぶらぶらしたくなります。

なんだか外国人観光客が多くて、東南アジアを歩いているような、そうでもないような、不思議な気分になります。
日本海側の地方都市で、この顔ぶれ。面白いものです。

せっせと餌を運ぶツバメ

店先の天井に作られたツバメの巣とヒナ4羽

街なかではツバメがたくさん飛び交っています。

見上げると、店先の天井に巣があって、ヒナが顔をのぞかせています。4羽が並んで、親が帰ってくるのを待っているようです。

親ツバメはせっせと餌を捕っては運び、また飛び立っていきます。なんとも健気ですね。しばらく見入ってしまいました。

夕暮れの本町ビルと街並み

気づけば日が傾いて、街並みが夕暮れの色に染まってきました。

魚突きとしては、完全な失敗です。一匹も突いていないのですから。
それでも、妙に満ち足りた一日になりました。

次はモリを忘れずに来たいと思います。
忘れたら忘れたで、また釣りをすればいい気もしますが。