前回はモリを忘れて、サバを餌にした釣りに切り替えました。
今回こそモリで魚を突くつもりで準備をして、車に積んで、出発しました。

玄関にモリを置いたままで。

気づいたのは現地です。同じ失敗を二回、しかも前回より手前で。我ながらどうかと思います。

海水浴場としての水晶浜

というわけで、この日は海水浴です。

岩の間に広がる海水浴場と水上バイク

テント越しに海を見ています。手前も奥もテントだらけです。
水晶浜、やっぱり人気ですね。
水上バイクが浮き玉のラインの外を走っていきます。

ただ、泳ぎ釣りの道具は積んできていました。海パンと一緒に、竿とシュノーケル、フィン、それに魚肉ソーセージを常備してあります。しまいっぱなしなので、モリと違って忘れようがありません。
海水浴の人でにぎわう岸を離れて、岩場のほうへ泳いでいきます。

水温は28度くらい。1.5ミリのタッパーに3ミリのボトムで入りましたが、少し寒いかなという程度でした。この時期なら3ミリのウェットで十分ですね。

カサゴ3匹

夕暮れの岩礁と透き通った海

岩が海から突き出していて、その周りだけ水の色が変わっています。
底の岩が透けて見えるくらい澄んでいて、こういう場所にカサゴがいます。

僕の泳ぎ釣りは、闇雲に投げるのではありません。シュノーケルとフィンで泳ぎながら海中を覗いてカサゴを探し、見つけたら、その魚の目の前に餌を落とします。
いつもはサバを使います。サバなら、目の前に落とせばまず食べます。
ただサバは用意していかないと持っていけません。この日あるのは、常備してある魚肉ソーセージだけでした。

これが全然だめでした。
目の前に落としても、カサゴが動きません。しばらく見て、そのまま岩の陰に引っ込んでしまう。
おまけに水中でバラバラになりやすくて、せっかく食いついてもソーセージだけが崩れて、針がかりしないのです。

何匹分も無駄にしました。結局釣れたのは3匹。夢中になっていて、現地では一枚も撮っていませんでした。

まな板の上のカサゴ3匹

これは家に帰ってから、さばく直前の写真です。
1匹はちょっと大きいですね。

PL-92「えちぜん」

海水浴シーズンになると、沖に海上保安庁の巡視船が停泊します。

沖に停泊する巡視船 PL-92 えちぜん

PL-92「えちぜん」。くにがみ型の1,000トン型巡視船で、船尾にヘリコプター甲板を備えています。
全長96メートル、幅11.5メートル。所属は敦賀海上保安部で、2020年に就役した比較的新しい船です。
先代から総トン数が4倍になったそうです。

夕日の色に染まった海に、白い船体が一本の線みたいに浮かんでいます。
遠目でもかっこいい。夕日に浮かぶ巡視船は、たまりません。

船で沖に釣りに出たときにも、たまに見かけます。近くで見ると、とにかく大きい。
そして速いのです。あの図体で、こちらの脇をすっと抜けていきます。
なんというか、憧れます。

人が引いたあとの浜

夕方になると、日中の混雑が嘘のように人が減っていきます。

砂浜から見る夕日と沖の巡視船

足跡だらけの砂浜に、残った人がぽつぽつと立っています。
沖の小さな影が「えちぜん」です。太陽が海に向かって落ちていくところです。

岩越しの夕日

岩の上から。海面に光の道ができています。
風が少しだるいような温かさで、昼間のうるさいくらいの熱とは別のものです。
どこか違う世界に来たみたいな気持ちになります。

この時間の水晶浜が、僕は一番好きです。

敦賀で屋台のラーメン

帰りは敦賀に寄りました。

屋台の白湯ラーメン

敦賀駅前のメインストリートには、ラーメンの屋台が何軒か出ます。路上で食べられるのがいいところです。
白湯のスープに、チャーシューと青菜。

この季節、夕方には少し涼しくなります。一日海にいた体に、外で食べる熱いラーメンがちょうどよく効きました。

まとめ

  • 場所: 水晶浜(福井県美浜町)
  • 釣果: カサゴ3匹(泳ぎ釣り)
  • : 魚肉ソーセージ。食いが悪いうえに崩れやすく、次はサバに戻します
  • 水温・装備: 28℃前後。3mmのウェットで十分(1.5mmタッパー+3mmボトムだと少し寒いかな程度)
  • 混雑: 海水浴シーズンのピーク。夕方16時以降は一気に空きます
  • 見どころ: 沖に停泊する巡視船 PL-92「えちぜん」
  • 帰り: 敦賀駅前の屋台ラーメン

モリは、次こそ持っていきます。玄関に置いてあるうちは、たぶんまた忘れるので、今度は先に車に積んでおきます。