アラスカ犬ぞり体験とチェナ湖オーロラ観測記 - 路駐生活からの極北冒険

坂が登れないAirbnbから始まる路駐生活¶

雪道の路駐風景

アラスカ滞在2日目の朝、早速問題が発生。
Airbnbまでの坂道が凍結していて、レンタカーでは登ることができません！
駐車場に入れたらもう登れない状況です。

この旅の間はずっと路駐することに決定。
でも、この雪景色を見ているとアラスカらしい体験として受け入れることができました。

魅力的なAirbnbの建物

空からのドローン撮影で見ると、このAirbnbの建物は雪に包まれた森の中にあってなかなか魅力的。
周りには他の建物も点在していて、典型的なアラスカの住宅地という感じです。

Airbnb内部の様子

Airbnb内部のキッチンには十分な設備があり、コストコの水やペプシなど必要なものは揃っています。
路駐問題はありますが、滞在先としては快適でした。

犬ぞり体験開始

午前11時頃、いよいよ今日のメインイベント・犬ぞり体験が始まります！
雪原に多くの参加者が集まり、ソリ犬たちも準備万端です。

犬ぞりは声でコントロールするのが基本。
「ジー（Gee）」で右、「ホー（Haw）」で左に動かすことができます。
思ったより低い位置に座るので、スピード感があって非常にスリリング！

犬ぞりの迫力

実際に走り始めると、ソリ犬たちの力強さに圧倒されます。
雪を蹴り上げながら森の中を駆け抜ける爽快感は、他では体験できない極北ならではの体験です。

犬ぞりコース風景

コースは雪に覆われた森を縫うように設計されていて、アラスカの大自然を間近に感じることができます。
犬たちの息づかいと雪を踏む音だけが響く静寂の世界は格別でした。

ソリ犬たちの後ろ姿

ソリに乗ってから見る犬たちの後ろ姿。
一列になって雪道を駆け抜ける姿は本当に美しく、彼らの持つ力強さと野生の本能を感じることができました。

太陽に向かって走る犬ぞり

太陽に向かって走る犬ぞりの美しいシルエット。
アラスカの短い冬の日差しの中で、この瞬間は特別な輝きを持っていました。

ソリ犬たちの休憩

体験の途中で休憩。
ソリ犬たちも一息つきながら、次のコースに向けて準備を整えています。
彼らの表情を見ていると、本当に走ることが好きなのだということが伝わってきます。

冒険の出発地点

「YOUR ADVENTURE STARTS HERE」の看板前での記念撮影。
文字通り、ここからアラスカの冒険が始まりました。
犬たちもカメラに慣れているようで、とても良い表情をしてくれました。

夜のチェナ湖到着

夜10時頃、いよいよオーロラ観測のメインスポット・チェナ湖に到着。
完全に凍結した湖面の上で、空を見上げながらオーロラの出現を待ちます。

素晴らしいオーロラの出現

午前2時半頃、ついに素晴らしいオーロラが出現！
緑色の光のカーテンが空に踊り、湖面を歩く人のシルエットと合わせて幻想的な光景を作り出しています。

このシルエットは実は私自身。
カメラをセルフタイマーにセットして、画角に入ろうと凍結した湖面を歩いたのです。
寒さの中での撮影でしたが、この瞬間を逃すまいと必死に最適なポジションを探しました。

ダイナミックなオーロラ

オーロラは予想以上に速く動きます。
肉眼でもはっきりと動いているのが見えるほどダイナミック。
この瞬間を逃すまいと、何時間もタイムラプス撮影を続けました。

最高のオーロラ写真

午前3時頃、最も美しいオーロラの瞬間を捉えることができました。
緑と紫の光が織りなす神秘的な景色に、小屋のシルエットが加わって完璧な構図。
大変素晴らしい写真が撮れて、この旅の最高の思い出となりました。

朝9時40分の路駐問題から始まり、翌朝3時のオーロラ撮影まで、約17時間にわたるアラスカの一日。

路駐生活という予想外の展開から始まりましたが、犬ぞり体験での「ジー」「ホー」コントロールの面白さ、そして何より夜のチェナ湖で見た壮大なオーロラは、印象深い体験となりました。

オーロラは写真で見るよりもはるかにダイナミックで、常に形を変え続けています。
タイムラプス撮影を通じて、その神秘的な動きを記録できたのは貴重な成果でした。

アラスカ旅行で求めていた全てがこの一日に詰まっていました。
次の目的地へ向かうのが楽しみです！

シアトル・アラスカオーロラの旅（2024年11月2日〜11月6日）