現地ガイドとの周遊ツアースタート¶
この日は現地のガイドさんと一緒に、アラスカの大自然を巡る周遊ツアーに出かけました。
まずはAirbnbからスタートです。
デナリ国立公園への期待¶
今回のツアーの大きな目的の一つは、北米最高峰デナリ(旧称マッキンリー)を望むことでした。
天候に恵まれれば、その雄大な姿を見ることができるかもしれないという期待を胸に、展望丘へと向かいます。
残念ながら、この日は雲に覆われてデナリの姿を見ることはできませんでした。
アラスカの山々は気まぐれで、晴れた日でも雲がかかりやすいのが特徴です。
森の中での野生動物との遭遇¶
気を取り直して、森の中を散策することにしました。
アラスカの原生林は日本とは全く違う雰囲気で、針葉樹が立ち並ぶ静寂な世界が広がります。
そんな森の中で、念願の野生のリスと遭遇することができました!
アラスカのリスは本州で見るものより一回り大きく、毛色も濃いのが特徴的でした。
警戒心が強く、すぐに木の陰に隠れてしまいましたが、貴重な出会いとなりました。
博物館での学習体験¶
午後は地元の博物館を訪れました。
観光客向けの施設ではありますが、アラスカの歴史や文化について学ぶことができる貴重な場所です。
たぶん。
特に印象的だったのは、様々な動物の骨格標本の展示です。
ヘラジカ、グリズリー、オオカミなど、アラスカに生息する大型動物たちの骨を間近で見ることで、この大地の生態系の豊かさを実感できました。
ハンバーガーランチ¶
昼食はハンバーガーです。
どうも滞在中はハンバーガーばかり食べている気がしますが、これもアラスカ旅行の醍醐味の一つでしょう。
しらんけど。
地元産の牛肉を使った分厚いパティと、フライドポテトの組み合わせ。
シンプルですが、アラスカの豊かな自然が育んだ食材の味を楽しむことができました。
食後は宿泊先でアイスクリームを楽しみました。
旅の疲れを癒すひとときです。
夜空に踊るオーロラ¶
そして今夜も、アラスカの空には素晴らしいオーロラが出現しました。
緑色の光のカーテンが夜空を彩る様子は、何度見ても飽きることがありません。
アラスカの石油産業とオーロラのコラボレーション¶
アラスカといえば石油の産地としても有名です。
州内には全長約1,300キロメートルにも及ぶトランス・アラスカ・パイプラインが通っており、これは北極海沿岸のプルドーベイ油田から南部のバルディーズ港まで石油を運ぶ重要なインフラです。
夜が更けるにつれて、オーロラはさらに活発になっていきました。
緑と紫の光が空を彩り、まさに大自然の芸術作品です。
人工的な構造物であるパイプラインと、自然現象であるオーロラが同じフレームに収まる光景は、現代のアラスカを象徴する風景と言えるでしょう。
緑色のオーロラが雪原に反射し、パイプラインのシルエットと共に幻想的な世界を作り出していました。
一日を振り返って¶
デナリの姿は見ることができませんでしたが、野生動物との遭遇、博物館での学習、そして美しいオーロラ観測と、充実した一日となりました。
アラスカの大自然は私たちに多くの感動を与えてくれます。
明日は別のエリアを探索する予定です。
きっとまた新しい発見が待っていることでしょう。
この記事の写真は2024年11月5日-6日にアラスカで撮影されました。
この旅の記事シリーズ¶
シアトル・アラスカ オーロラの旅(2024年11月2日〜11月6日)
- シアトル経由アラスカ旅行 - スターバックス発祥地からオーロラの地へ - 2024/11/02
- フェアバンクス オーロラ旅行記 - 初日から奇跡のオーロラ撮影に成功 - 2024/11/03
- アラスカ犬ぞり体験とチェナ湖オーロラ観測記 - 路駐生活からの極北冒険 - 2024/11/04
- アラスカ周遊ツアー - デナリとオーロラの感動体験 - 2024/11/05
- チェナ温泉とオーロラ観測の一日 - 2024/11/06