ルアンパバーンでの2日目。今日は早朝から夕方まで、バイクで街中を走り回ります。
早朝のナムカーン川散歩¶
朝6時55分、まだ少し眠い目をこすりながらナムカーン川沿いを散歩します。
穏やかな水面に朝日が反射し、遠くには霧がかかった山々が連なっています。
曇り空ですが、朝の空気はひんやりしていて気持ちいい。
街中では、オレンジ色の袈裟を着た僧侶が托鉢の道具を持って歩いています。
後ろには男性と青い車のおもちゃに乗った子供。
ルアンパバーンでは、こうしたモンクの姿を街のあちこちで見かけます。
プーシーの丘からの眺望¶
プーシーの丘に登る前に、旧市街のメインストリートを通ります。
コロニアル様式の低層建築が並び、自転車やバイクに乗る地元の人々や観光客が行き交っています。
両側にはカフェやゲストハウス、お土産店。
まだ朝早いので、開店準備をしている店もちらほら見えます。
プーシーの丘から見下ろしたルアンパバーンの街並み。
曇り空の下、霧がかかった山々が遠くに連なり、手前には世界遺産の街並みが広がっています。
高い建物がなく、緑の木々に囲まれた低層の建物が密集しているのがわかります。
階段を登ってきた甲斐がありました。
別角度から撮影したルアンパバーンの景色です。
手前には黄色い花をつけた樹木が額縁のように景色を囲み、遠くに霧がかかった山々と街並みが広がります。
中央には道路が一直線に伸び、その両側に低層の建物が並んでいます。
朝霧が街全体を包み込む独特の雰囲気でした。
さらに別のアングルから。
手前に黄色い花の咲く樹木の枝が額縁のようになり、その向こうに川と市街地、遠くに霧がかかった山々が見えます。
しばらく眺めていたくなる景色です。
バイクで市場へ¶
プーシーの丘を降りて、バイクで市場へ向かいます。
白壁のコロニアル様式の建物が並ぶ道を進んでいきます。
ローカル市場に到着。
青、赤、緑のテントが張られた駐車場には、多くのバイクが停まっています。
人の声とバイクのエンジン音が入り混じってにぎやかです。
活気ある市場散策¶
市場内部に入ると、まず精肉売り場。
大きな秤が置かれたテーブルに豚肉が並べられています。
生肉独特の匂いが漂っていて、天井の扇風機がぐるぐる回っています。
青いバケツや赤いプラスチック椅子など、東南アジアの市場らしい雰囲気です。
果物売り場へ。
オレンジ、ライム、ブドウなどが白い箱に整然と並んでいます。
価格は青い札で表示されていて、パイナップルも山積み。
色とりどりで見ているだけで楽しくなります。
野菜売り場では、地面に直接野菜が並べられています。
緑の野菜、白菜、きゅうり、バナナなど。
地元の女性たちがしゃがんで販売していて、買い物客と値段交渉をしている声が聞こえます。
香辛料売り場。
手前には大量の黄色と赤の唐辛子が箱に山盛りになっています。
近づくとスパイシーな香りがして、思わずくしゃみが出そうになりました。
市場は活気があってよいですね。
ナムカーン川とメコン川の合流地点のカフェ¶
市場を後にして、ナムカーン川とメコン川の合流地点付近のカフェに立ち寄ります。
市場を歩き回って暑くなってきたので、ここで一休み。
川沿いのテラス席からは、穏やかな川の流れと緑の山々が見えます。
ライム入りのアイスドリンクを注文。
冷たい飲み物が体に染みます。
川を眺めながらぼんやりする時間。
朝食にはラオス版バインミーのようなものを注文。
トーストしたバゲットにレタス、きゅうり、人参が挟まっています。
フランス植民地時代の名残でしょうか。
パンはカリッとしていて、お腹も満たされました。
寺院散策¶
カフェの後は、そのあたりのお寺も散策してみます。
ワット・シェントーン寺院は、3層の反り返った茶色の屋根を持つ伝統的なラオス仏教建築。
境内に入ると、外の喧騒とは打って変わって静かです。
ルアンパバーンを代表する世界遺産の仏教寺院だそうです。
結構熱くて、寺院では犬ものんびり昼寝をしています。
木製の床に体を伸ばして気持ちよさそう。
こちらも日陰で少し涼みたくなります。
お寺の庭園には休憩エリアがあります。
茅葺き屋根の東屋の下にベンチが置かれていて、遠くには山々が見えます。
木陰で風が抜けていくのが心地いい。
ナムカーン川の橋¶
ナムカーン川にはいくつか橋がかかっています。
この橋は赤茶色の鉄製で、木製の床板が敷かれています。
バイクで渡ると床板がガタガタと揺れて少しスリリング。
この橋は二輪しか渡れません。
橋を渡ると、地元の人たちの生活圏に入った感じがします。
道の両側に露店やカラフルなパラソルが並び、電線が複雑に張り巡らされています。
観光地とは違うローカルな雰囲気。
小さな商店に米売り場がありました。
大きな丸い金属容器にいろいろな種類の米が入っていて、価格は手書きのプレート。
奥には卵やペットボトル飲料も並んでいます。
鉄道橋を越えてお寺へ¶
鉄道橋を越えて、別のお寺にやってきました。
コンクリート製の太い橋脚が川面から立ち上がっていて、なかなか迫力があります。
このお寺にはモンクがたくさんいます。
オレンジ色の袈裟を着た若い僧侶たちが境内を歩いていました。
修行の場なのでしょう。
若い僧侶が手を上げて挨拶してくれました。
学校みたいなかんじでしょうか。
階段を歩く僧侶たちの足元には、犬が2匹座っています。
お寺にはだいたい犬がいますね。
寺院近くの道端で、地元の子供たちがカメラに向かって笑顔でポーズをとってくれました。
人懐っこい。
メコン川の景色¶
メコン川の岸辺に出ました。
川幅が広く、茶色く濁った水がゆっくり流れています。
空が曇ってきて、そろそろ雨が降りそうな気配。
川沿いには小さな水上小屋がありました。
高床式の簡素な木造の小屋。
誰かが住んでいるのか、漁師の休憩所なのか。
バイクのガソリン補給¶
バイクのガソリンが減ってきたのでガソリンを入れます。
青と赤の「POLAR」ブランドのガソリンスタンドで給油している様子です。
満タン返しではないみたいです。
まず燃料がどれくらいあるか確認したほうがよいですね。
夕方のプーシーの丘¶
そしてまたプーシーの丘に登り夕日を見ようとしましたが、残念ながら雨で夕日は見えません。
曇り空が続いていたため、期待していた夕日の景色を見ることはできませんでした。
夕方、Airbnbへ帰る途中。
広い舗装道路を走っていると、霧がかかった山々が見えます。
一日よく走りました。
その後、Airbnbではサソリを見た¶
Airbnbに戻ったら、土間にサソリがいました。
怖い!
慌てて退治しましたが、こういうのは東南アジアあるあるでしょうか。
夕日は見られなかったけど、朝から一日よく動いた日でした。
この旅の記事シリーズ¶
ハノイ→ルアンパバーン→チェンマイ 10日間の旅(2025年10月30日〜11月8日)
- ハノイ経由ラオス旅行 - 旧市街で過ごす予定外の一夜 - 2025/10/30
- ルアンパバーン到着 - 伝統家屋とメコン川クルーズ - 2025/10/31
- ルアンパバーン2日目 - パク・ウー洞窟とクアンシー滝 - 2025/11/01
- ルアンパバーン3日目 - 托鉢と街歩きでラオス文化を体験 - 2025/11/02
- ルアンパバーン4日目 - タート・クアンシー滝再訪と本格ラオス料理 - 2025/11/03
- ルアンパバーンからチェンマイへ - 陸路国境越えの1日 - 2025/11/04
- チェンマイCADコムローイ祭り2025 - 幻想的な一斉ランタン放揚 - 2025/11/05
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