チェンマイも最終日となりました。この日は雨予報だったのですが、曇り空だったのでバイクを借りて街を巡ることにしました。

バイクレンタル

レンタルバイク

朝一番でバイクレンタル店へ行き、赤いスクーターバイクを借りました。
複数のバイクが並ぶ中、手前の赤いスクーターを選びます。

チェンマイでは多くの旅行者がバイクをレンタルして街を散策しています。
雨予報でしたが、曇り空なら大丈夫だろうと判断して、最終日もバイクで動くことにしました。

寺院訪問

寺院前の広場

まず訪れたのは、チェンマイの寺院です。
中央にレンガ造りの仏塔が建ち、右側には伝統的な木造の寺院建物が見えます。

曇り空の下、寺院の歴史的な雰囲気が伝わってきます。
観光客や車が行き交い、ヤシの木が背景に並ぶ光景が印象的でした。

市場へ

朝市の賑わい

チェンマイと言えば市場です。
最終日も、やはり市場に行きました。
色とりどりのテントが並び、多くの人々が行き交う通りは活気に満ちています。

バイクや自動車が混在し、地元の人や観光客が買い物を楽しんでいます。
電線が張り巡らされた典型的なタイの市場風景が、旅の締めくくりにふさわしい光景でした。

托鉢の様子

僧侶たちの托鉢

市場を歩いていると、オレンジ色の僧衣を着た僧侶たちが托鉢をしている様子に出会いました。若い僧侶たちが裸足で列をなして歩いています。

地元の人々がお布施を渡しており、市場の中を静かに歩く僧侶たちと、それを見守る人々の光景が広がっていました。裸足で歩くのは危ないような気もしましたが、これが托鉢の伝統なのでしょう。

市場の人々

立ち話をする女性たち

市場では、手前の二人の女性が笑顔で会話している様子が見られました。背景には市場のテントやバイクが見えます。

地元の人々の日常的な交流の様子が伝わる、市場の賑やかな雰囲気が良いです。旅行者として訪れていても、こうした日常風景に触れることができるのが市場の魅力だと思います。

お布施の様子

托鉢にお布施を渡す

托鉢中の僧侶たちにお布施を渡す人々の様子です。僧侶たちが托鉢の鉢を持って列をなし、地元の人々が食べ物やお金を渡しています。

しゃがんでお布施を渡す人の姿が見え、仏教文化の伝統的な光景を目の当たりにしました。お教(おきょう)をあげて托鉢する様子は、チェンマイの朝の風物詩となっています。

遺跡巡り

チェンマイの古い遺跡

市場を後にして、バイクでチェンマイの古い遺跡を巡りました。レンガ造りの仏塔が崩れかけた状態で残っており、緑の芝生に囲まれています。

背景にはヤシの木と民家が見え、歴史的な遺跡が住宅地の中に溶け込んでいる様子が印象的でした。チェンマイには多くの遺跡が点在しており、バイクで気軽に巡れるのが良いところです。

ピン川沿い

ピン川の風景

ピン川沿いも走ってみました。茶色く濁った川の対岸に、緑豊かな樹木に囲まれた高床式の建物が見えます。

熱帯特有の植生が川岸を覆い、曇り空の下、静かな川辺の雰囲気が伝わってきます。チェンマイを流れるピン川は、街の風景に欠かせない存在です。

カフェでランチ

カフェの窓から

お昼はカフェに立ち寄りました。大きな窓の外には緑の街路樹と通りが見え、カフェの木製テーブルと椅子が手前に配置されています。

窓際に立つ女性の後ろ姿が見え、落ち着いたカフェの雰囲気が良いです。チェンマイには洒落たカフェが多く、旅の合間に立ち寄るのに最適です。

カオソイスパゲッティ

カオソイスパゲッティ

そして、最終日のランチに選んだのはカオソイスパゲッティです。白い皿に盛られたスパゲッティに、カレー風味のソースがかかり、グリルチキンと紫玉ねぎ、パクチーがトッピングされています。

タイ北部の名物カオソイをスパゲッティにアレンジした創作料理で、独特の味わいが面白いです。カオソイの風味とスパゲッティの食感が絶妙にマッチしていて、美味しくいただきました。

トゥクトゥクで空港へ

トゥクトゥクの車内から

カフェを出た後、レンタルバイクを返却して、最後はトゥクトゥクで空港へ向かいます。赤い屋根のトゥクトゥクから前方を見ると、道路の両側に緑の木々が並び、右手には堀と歩道が見えます。

運転手の背中越しに撮影され、移動中の臨場感が伝わる一枚です。トゥクトゥクに揺られながら、チェンマイでの思い出を振り返ります。

空港到着

チェンマイ空港

チェンマイ空港の手荷物受取所に到着しました。広々とした空港内を旅行者たちがスーツケースを引いて歩いています。

黄色と中国語の案内表示が見え、国際空港の雰囲気が漂っています。旅の終わりを告げる空港の風景を見ながら、今回の旅が終わったことを実感しました。

まとめ

チェンマイ最終日は、雨予報だったものの曇り空だったのでバイクを借りて街を巡りました。市場での托鉢の様子、古い遺跡、ピン川沿いの風景、そしてカオソイスパゲッティと、チェンマイの魅力を最後まで堪能できた一日でした。

托鉢で裸足で歩く僧侶たちを見て、文化の違いを感じましたが、それがまた新鮮な体験となりました。最後はトゥクトゥクで空港へ向かい、今回の旅は終了です。

チェンマイは何度訪れても新しい発見がある街で、また訪れたいと思える場所でした。


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