ルアンパバーンでの3日目。
今日は朝5時起きです。

モンクの托鉢を見に行って、その後ツアーでモン族の村、クアンシーの滝、パクウー洞窟を巡ります。

早朝の托鉢見学

早朝の托鉢僧侶

朝5時29分、まだ暗い中を歩いていると、托鉢の準備中の僧侶を見かけました。
オレンジ色の袈裟を着た僧侶が托鉢用のバッグを肩にかけて歩いています。

街灯の明かりだけが頼りです。

メインの通りに向かう途中の道でも、もう托鉢が始まっていました。

托鉢用のお供え物セット

メインの通りでは托鉢体験が観光化されています。
オレンジ色のマットの上に竹のかごが並び、中には白い餅米やお菓子。
業者が用意した托鉢体験セットです。

托鉢待機の列

寺院の白い塀の前に、赤白チェックの服を着た人々がずらりと座っています。
観光客がたくさん並んでいて、夜明け前の薄暗い空に金色の寺院が浮かび上がっています。

金色の寺院を背景に

少しずつ空が明るくなってきました。
金色の寺院が朝の光に照らされ始めています。

観光客の長い列

業者がお米やお菓子を供給して、それをモンクたちへ托鉢するという仕組み。
観光客がずらっと一列に座って僧侶を待っています。
なかなかの光景です。

托鉢中の僧侶のポートレート

金色の寺院の柱の前で、僧侶がこちらを見ています。
朝の柔らかい光が寺院の装飾を照らしていて、神秘的な雰囲気。

托鉢を行う僧侶たちの列

僧侶たちが一列になってやってきました。
観光客が次々と餅米やお菓子を供えていきます。

托鉢を受ける観光客の全体像

全体を見るとこんな感じ。

かなり観光化されていますが、これはこれで面白い光景です。

托鉢が終わった後の様子

托鉢が終わりに近づいてきました。
そろそろ片付けが始まる時間です。

托鉢後の片付け

托鉢が終わり、人々が散っていきます。
早起きした甲斐はありました。

托鉢用お供え物の準備セット

これがお供え物セット。
餅米やカラフルなお菓子が入っています。
1セットいくらなのか聞き忘れました。

ツアーでモン族の村へ

ツアー用の白いバン

托鉢の後はツアーに参加します。
まずはモン族の村へ。
白いバンに乗り込んで出発です。

モン族の村の様子

モン族の村に到着。
トタン屋根の簡素な建物が並んでいます。
民芸品の吊るし飾りが風に揺れていて、素朴な雰囲気です。

動物保護施設のクマ

途中の動物保護施設でツキノワグマを見ました。
鎖につながれていて、ちょっとかわいそうな感じも。

クアンシーの滝

そのあと、メインのクアンシーの滝に向かいます。
滝は何個もあって、最後にメインの滝が現れます。

クアンシーの滝1段目

森の中を歩いていくと、まず最初の滝が見えてきました。
茶色く濁った水が段々になって流れています。

クアンシーの滝の段々プール

段々になったプール。
水が階段状に流れ落ちていて、天然のインフィニティプールみたいです。

クアンシーの滝2段目

さらに進んでいくと、もう一つ滝が。
緑に囲まれて涼しげです。

クアンシーの滝メイン

そしてメインの滝に到着。
複数の水流が岩肌を流れ落ちていて、なかなかの迫力です。

クアンシーの滝全景

白く泡立った水が何本もの筋となって岩壁を流れ落ちています。
見応えがあります。

クアンシーの滝の別角度

別の角度から。
水しぶきがすごくてカメラが濡れそうです。
滝の周辺は水しぶきがすごくてびちゃびちゃになります。

滝の緩いところで泳ぐ人々

滝の緩いところでは泳ぐこともできます。
観光客が水遊びを楽しんでいました。
水は冷たくて気持ちいい。

像のいるカフェで昼食

カフェに積まれたバナナ

お昼は象のいるカフェ?で食べます。
入口には大量のバナナが山積みに。
象の餌でしょうか。

カフェの象

本当に象がいました。
飼育員と一緒に立っていて、穏やかな表情です。
のどかな場所でした。

パクウー洞窟へ

そのあとパクウー洞窟へ行きます。

パクウー洞窟への船着き場

メコン川の船着き場から観光ボートに乗り込みます。
茶色く濁った川に赤と茶色のボートが停泊しています。

メコン川の岩山

船から見る景色。
巨大な岩山が聳え立っていて迫力があります。

パクウー洞窟の洞口

パクウー洞窟の入口が見えてきました。
巨大な岩壁の中腹に洞窟が開いています。

パクウー洞窟内部の仏像

洞窟の中にはたくさん仏像があります。
正直、詳しい意味はよくわかりませんでしたが、暗い洞窟に仏像が並ぶ光景は独特です。

パクウー洞窟は、ルアンパバーンから約25km上流のメコン川沿いにある洞窟で、タム・ティンとタム・トゥンという2つの洞窟があります。
洞窟内には4,000体以上の仏像が安置されており、「かつて仏陀の住まいであった」との伝承がある神聖な場所です。
千年という長い月日で、ラオス人の願いを紡いできた場所として、仏教信仰の偉大さを感じさせてくれる場所とされています。

パクウー洞窟の船着き場

船着き場から見上げると、岩山がそびえています。
なかなかの迫力。

パクウー洞窟の下洞の仏像群

何百体もの仏像が並んでいます。
花輪が供えられていて、地元の人々の信仰心を感じます。

パクウー洞窟の上洞への階段

洞窟の上部への階段。
岩の天井が頭上に迫ってきて迫力があります。
中は涼しくて助かりました。

その後街へ帰ってご飯

その後街へ帰ってご飯を食べました。
朝5時起きはきつかったですが、托鉢も滝も洞窟も、全部回れて満足です。


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