グランドサークルの旅も後半に入りました。
この日はモニュメントバレーを出発し、ブライスキャニオンまで北上するロングドライブです。
距離にして約300km、でも途中に寄りたいところが多くて、朝6時台から動き始めることになりました。
夜明けのモニュメントバレー¶
夜明け前、ザ・ビューホテルのテラスに出ると、すでに10人近くの写真家が三脚を並べていました。
みんな無言で、静かに東の空を見つつ、カメラの設定を触っているようです。
観光地のにぎやかさとは別の、祈りに近いような空気感がありました。
風が強くて三脚が揺れますね。
7時3分、ミトンの2本の岩峰の間からちょうど太陽が昇りました。
光芒が放射状に広がります。
朝の光に照らされたバレーの全景です。こちらのメサも良いですね。
撮影後は同じホテルで朝食を食べました。
窓からモニュメントバレーを眺めながら食べる朝食で、結構気に入っています。
そろそろ出発です。
アガスラ峰のドローン撮影¶
モニュメントバレーを後にして、カイエンタ方面へ向かいます。
その途中、アガスラ峰という岩峰の近くでドローンを飛ばしました。
正式名はAgathla Peakといいます。
火山岩でできた孤立した岩峰で、こういうのが砂漠にドカンと存在しているのがとてもかっこよく、多くの写真家が撮影するようです。
近くで見ると岩が縦に裂けたような造形をしています。
地上から見上げるとこんな感じです。
太陽が画角に入ってい、ドラマチックになりました。
カイエンタで充電と昼食¶
カイエンタに到着。
砂漠の中に碁盤目状に広がる小さな街で、テスラのスーパーチャージャーがあります。
充電中の時間を使って食事に行きます。スーパーチャージャーはバーガーキングにあるのですが、隣にタコベルがあったのでそちらへ。
窓の外にマクドナルドが見えました。
タコベルを選んだ意味があるのかどうかは、よくわかりませんが。悪くはないですね。
ページのグレンキャニオンダム¶
次の充電スポットはアリゾナ州ページです。
グレンキャニオンダムの近くにスーパーチャージャーがあります。
充電している間、ドローンを飛ばしました。
コロラド川と峡谷が一望できます。
グレンキャニオンダムです。
ダム周辺は飛行禁止区域のため、許可されているエリアから遠望しています。
ページの街も空から見るとユニークです。
砂漠の中なのにゴルフコースがあって、その緑が際立っています。
カナブへ、そして洞窟へ¶
ページからユタ州カナブへ向かう途中、Catstair Canyon West Trailheadの近くを通りました。
静かなトレイルです。
今回は素通りしましたが、次は歩いてみたいところです。
カナブの街でランチにしました。
Havana Cabana the Taste of Cubaというキューバスタイルのお店です。
カラフルな内装で、ちょっと楽しい雰囲気でした。
キューバ料理の店でハンバーガーを食べています。
この旅、ハンバーガーをよく食べています。
というか私はアメリカというのはハンバーガーでできていると思っているフシがあります。
食後、近くに気になる場所があったので立ち寄りました。The Belly of the Dragonという洞窟です。
中に入りました。
侵食で自然にできたアーチ状の空間で、地形としては面白いです。
ただ、壁面に刻まれた無数の落書きは何でしょうか。こういうノリなのか。この岩は結構脆くて簡単に削れます。
ブライスキャニオンへ、雪の中を走る¶
カナブを出て北上すると、徐々に標高が上がります。
ブライスキャニオン国立公園に入る前から、似たような地形が続きます。
このあたりはドローンを飛ばせるので、空撮してみました。
そして雪が現れました。
4月なのに積雪があります。
このあたりは標高2500mほどあり、赤い岩と白い雪の組み合わせになります。
ブライスキャニオンに入る前のこのレッドキャニオンエリアも、十分に見応えがあります。
前哨戦という感じです。
ブライスキャニオン、夕暮れの展望台へ¶
ブライスキャニオン到着です。
ブライスキャニオンは東向きに谷が刻まれています。
なので夕方に来ると、谷全体に影が入ってしまいます。
朝日に照らされたフードゥー群は、明日の朝のお楽しみです。
断崖の縁に立って、眼下を見渡しました。
フードゥー群が足元から谷底まで続いています。ギリギリのところに立てるのですが、一歩踏み外したら終わりだと思うと、なかなか前に出られませんでした。
フードゥーを近くで見るとこのような色合いです。
ピンクからオレンジ、白まで層によって色が変わります。
夜のブライスキャニオン¶
ブライスキャニオンにはスーパーチャージャーがありました。
ホテルに充電設備があるのは心強いです。
充電を済ませて夜は部屋で軽く食事。
移動が長い日は、夜はあまりお腹が空かないものです。
近くの雑貨屋さんで適当に買い込んで、部屋で食べました。
またハンバーガーを食べていますね、私は。
そして夜景撮影に出かけました。
めちゃくちゃ寒かったです。
キャニオン自体は暗闇の中でほぼ見えませんでしたが、星の数は圧倒的でした。
シャッターを切りながら、何が写っているかよくわからないまま撮り続けました。旅にはこういう撮影もあります。
明日はブライスキャニオンのトレイルを歩きます。
朝日に照らされたフードゥー群を、今度は下から見上げる予定です。
走行データ・立ち寄り地メモ¶
- 出発: ザ・ビューホテル(ユタ州モニュメントバレー)
- 充電: カイエンタ(アリゾナ州)→ ページ(アリゾナ州)→ ブライスキャニオン(ユタ州)
- 食事: タコベル(カイエンタ)、Havana Cabana(カナブ)、雑貨屋のスナック(ブライスキャニオン)
- 立ち寄り: アガスラホ、グレンキャニオンダム空撮、Catstair Canyon、The Belly of the Dragon、レッドキャニオン
- 到着: ブライスキャニオン国立公園周辺ホテル
この旅の記事シリーズ¶
グランドサークル・ラスベガス 10日間の旅(2026年4月8日〜17日)
- Day 1: ラスベガスからルート66へ、グランドサークルの旅が始まった
- Day 2: トレイルを下って、星空を見上げた夜 — グランドキャニオン2日目
- Day 3: 曲がっても曲がっても岩の壁 — ページでコロラド川を遡った日
- Day 4: 岩の迷宮と星降る砂漠 — アンテロープキャニオンからモニュメントバレーへ
- Day 5: モニュメントバレー・ツアー全記録 — 馬に乗って、ドローンを飛ばして
- Day 6: 雪と赤岩と星空 — モニュメントバレーからブライスキャニオンへの長い一日
- Day 7: ブライスキャニオンを歩く、そして高山病
- Day 8: ザイオンとゴーストタウン、セントジョージの夜
- Day 9: 赤い岩とプライムリブ — ファイヤーキャニオンからラスベガスへ、旅の最終日
- Critical Cycling - 極楽FSDでアメリカ周遊
- Critical Cycling - 極楽TUROでクルマ共有