グランドサークルの旅も後半に入りました。
この日はモニュメントバレーを出発し、ブライスキャニオンまで北上するロングドライブです。
距離にして約300km、でも途中に寄りたいところが多くて、朝6時台から動き始めることになりました。


夜明けのモニュメントバレー

三脚を構える写真家たちと、その向こうにミトンのシルエット

夜明け前、ザ・ビューホテルのテラスに出ると、すでに10人近くの写真家が三脚を並べていました。

みんな無言で、静かに東の空を見つつ、カメラの設定を触っているようです。
観光地のにぎやかさとは別の、祈りに近いような空気感がありました。
風が強くて三脚が揺れますね。

ミトンの間から朝日が昇る瞬間、放射状に光芒が広がるドローン空撮

7時3分、ミトンの2本の岩峰の間からちょうど太陽が昇りました。
光芒が放射状に広がります。

朝日に照らされたモニュメントバレー全景のドローン空撮、巨大なメサが中央にそびえる

朝の光に照らされたバレーの全景です。こちらのメサも良いですね。

ザ・ビューホテルのレストランで朝食をとる旅行者たち、大きな窓の外に青空が広がる

撮影後は同じホテルで朝食を食べました。
窓からモニュメントバレーを眺めながら食べる朝食で、結構気に入っています。

モニュメントバレーの駐車場、2台の車と背後の岩峰群がドローンから見える

そろそろ出発です。

アガスラ峰のドローン撮影

モニュメントバレーを後にして、カイエンタ方面へ向かいます。
その途中、アガスラ峰という岩峰の近くでドローンを飛ばしました。

ドローンで空撮したアガスラ峰。荒野に孤立してそびえる鋭い三角形の岩峰

正式名はAgathla Peakといいます。
火山岩でできた孤立した岩峰で、こういうのが砂漠にドカンと存在しているのがとてもかっこよく、多くの写真家が撮影するようです。

アガスラホ周辺の縦に裂けた岩壁をドローンで接写。複数の細長い岩塔が密集している

近くで見ると岩が縦に裂けたような造形をしています。

逆光でシルエットになったアガスラ峰、太陽が岩峰の真上から降り注ぎ光芒が広がる

地上から見上げるとこんな感じです。
太陽が画角に入ってい、ドラマチックになりました。


カイエンタで充電と昼食

カイエンタの砂漠の街をドローンで俯瞰。背後にアガスラホのシルエットと遠くのビュート群

カイエンタに到着。
砂漠の中に碁盤目状に広がる小さな街で、テスラのスーパーチャージャーがあります。

カイエンタのスーパーチャージャー。白い充電スタンドが並び、背後に赤茶けた台地がそびえる

充電中の時間を使って食事に行きます。スーパーチャージャーはバーガーキングにあるのですが、隣にタコベルがあったのでそちらへ。

タコベルの清潔な店内カウンター。紫色のMOBILE & DELIVERY PICK UP看板が目立つ

タコベルのイートインスペース。窓の外にマクドナルドの黄色いMマークの看板が見える

窓の外にマクドナルドが見えました。
タコベルを選んだ意味があるのかどうかは、よくわかりませんが。悪くはないですね。


ページのグレンキャニオンダム

次の充電スポットはアリゾナ州ページです。
グレンキャニオンダムの近くにスーパーチャージャーがあります。

充電している間、ドローンを飛ばしました。

ページ上空のドローン空撮。コロラド川が峡谷を蛇行し、街が左端に見える

コロラド川と峡谷が一望できます。

グレンキャニオンダムを真上から空撮。巨大なコンクリートのアーチダムとダム湖が俯瞰で見える

グレンキャニオンダムです。
ダム周辺は飛行禁止区域のため、許可されているエリアから遠望しています。

ページの市街地の俯瞰写真。砂漠の中に広がる住宅地と、鮮やかなゴルフ場の緑が対比する

ページの街も空から見るとユニークです。
砂漠の中なのにゴルフコースがあって、その緑が際立っています。


カナブへ、そして洞窟へ

ページからユタ州カナブへ向かう途中、Catstair Canyon West Trailheadの近くを通りました。

赤砂岩の岩群と低木が広がるCatstair Canyon方面のトレイル。砂利道が奥へ続く

静かなトレイルです。
今回は素通りしましたが、次は歩いてみたいところです。

カナブの街でランチにしました。

Havana Cabanaの明るい店内。黄色い壁とターコイズブルーの柱、観葉植物が飾られている

Havana Cabana the Taste of Cubaというキューバスタイルのお店です。
カラフルな内装で、ちょっと楽しい雰囲気でした。

ダブルパティのハンバーガーとフライドポテト、赤い飲み物。ターコイズの壁を背景に映える

キューバ料理の店でハンバーガーを食べています。
この旅、ハンバーガーをよく食べています。
というか私はアメリカというのはハンバーガーでできていると思っているフシがあります。

食後、近くに気になる場所があったので立ち寄りました。The Belly of the Dragonという洞窟です。

The Belly of the Dragonの洞窟入口。砂岩が侵食されたアーチ状の穴に無数の落書きが刻まれている

中に入りました。
侵食で自然にできたアーチ状の空間で、地形としては面白いです。
ただ、壁面に刻まれた無数の落書きは何でしょうか。こういうノリなのか。この岩は結構脆くて簡単に削れます。


ブライスキャニオンへ、雪の中を走る

カナブを出て北上すると、徐々に標高が上がります。

ブライスキャニオン手前のドローン可エリアで空撮したフードゥー群。オレンジと白の岩柱が松林の中に密集する

ブライスキャニオン国立公園に入る前から、似たような地形が続きます。
このあたりはドローンを飛ばせるので、空撮してみました。

そして雪が現れました。

雪をかぶったレッドキャニオンのフードゥー群と松の木。鮮やかな赤橙色の岩塔と白い雪が鮮明なコントラストを作る

4月なのに積雪があります。
このあたりは標高2500mほどあり、赤い岩と白い雪の組み合わせになります。

道路沿いにそびえ立つ鮮やかなオレンジ色の岩塔。後ろに雪を残した丘と松の木が続く

道路沿いの赤砂岩のフードゥー群。奥には緑の木々と青空が続く

ブライスキャニオンに入る前のこのレッドキャニオンエリアも、十分に見応えがあります。
前哨戦という感じです。


ブライスキャニオン、夕暮れの展望台へ

ブライスキャニオン展望台から見下ろした夕方のフードゥー群全景。無数のオレンジ色の岩柱が谷底まで密集し深い影が入る

ブライスキャニオン到着です。

ブライスキャニオンは東向きに谷が刻まれています。
なので夕方に来ると、谷全体に影が入ってしまいます。
朝日に照らされたフードゥー群は、明日の朝のお楽しみです。

断崖の先端に一人が立ち、眼下にフードゥーが果てまで続くパノラマ。足元はすぐ断崖になっている

断崖の縁に立って、眼下を見渡しました。
フードゥー群が足元から谷底まで続いています。ギリギリのところに立てるのですが、一歩踏み外したら終わりだと思うと、なかなか前に出られませんでした。

ブライスキャニオンのフードゥー群をクローズアップで撮影。ピンク〜橙色の岩柱が密集し松の緑が隙間に見える

フードゥーを近くで見るとこのような色合いです。
ピンクからオレンジ、白まで層によって色が変わります。


夜のブライスキャニオン

夜のブライスキャニオン駐車場でスーパーチャージャーに繋がれたテスラ。赤いテスラのロゴが暗い中で光る

ブライスキャニオンにはスーパーチャージャーがありました。
ホテルに充電設備があるのは心強いです。

充電を済ませて夜は部屋で軽く食事。

ホテル室内の小さなテーブルに、スナック類やサンドイッチを広げて座る人物

移動が長い日は、夜はあまりお腹が空かないものです。
近くの雑貨屋さんで適当に買い込んで、部屋で食べました。
またハンバーガーを食べていますね、私は。

そして夜景撮影に出かけました。

ブライスキャニオンの夜景・星空撮影写真。暗闇に満天の星が広がり、フードゥーのシルエットが地平線に薄く浮かぶ

めちゃくちゃ寒かったです。
キャニオン自体は暗闇の中でほぼ見えませんでしたが、星の数は圧倒的でした。
シャッターを切りながら、何が写っているかよくわからないまま撮り続けました。旅にはこういう撮影もあります。

明日はブライスキャニオンのトレイルを歩きます。
朝日に照らされたフードゥー群を、今度は下から見上げる予定です。


走行データ・立ち寄り地メモ

  • 出発: ザ・ビューホテル(ユタ州モニュメントバレー)
  • 充電: カイエンタ(アリゾナ州)→ ページ(アリゾナ州)→ ブライスキャニオン(ユタ州)
  • 食事: タコベル(カイエンタ)、Havana Cabana(カナブ)、雑貨屋のスナック(ブライスキャニオン)
  • 立ち寄り: アガスラホ、グレンキャニオンダム空撮、Catstair Canyon、The Belly of the Dragon、レッドキャニオン
  • 到着: ブライスキャニオン国立公園周辺ホテル

この旅の記事シリーズ

グランドサークル・ラスベガス 10日間の旅(2026年4月8日〜17日)